町田市小山新築プロジェクト(擁壁配筋)
こちらは、駐車場スペースの擁壁
を確認している写真です
ここに鉄筋をはりめぐらせ、
コンクリートを打ち、
擁壁を作っていきます
ちなみに、
コンクリートは圧縮に強く、引っ張りに弱く、
鉄筋は圧縮に弱く、引っ張りに強いので、
二人でお互いに補ってるんですね
夫婦と同じです
そして、鉄筋がはりめぐらされました。
ここの基礎屋さんは
監理日記を書かせて頂いたK様邸と
同じ職人さんにやってもらって
るんですが
相変わらず
通りがキッチリ揃って
とても丁寧に配筋してくれます!
コンクリートを打って
鉄筋が隠れちゃう
のがもったいない
見えなくなる所こそ
とても大事でやり直しも
利きません。
なのでしっかりチェックし
さらにこうして
しっかりとした仕事を
やってくれてあると
職人さんには
本当に心から感謝します(__)
ってゆーかもうコンクリ
打つのやめようかな (笑
ぐらいのキレイさです
さてさて、
鉄筋の太さも場所により違います。
どうやって決められているのかというと・・・
こういった形で擁壁に圧力がかかるので
これをひとつづづみていきます。
例えば側面なら側面のみで考えます。
下は下からの圧力でみるんですが・・・
意外にも下の鉄筋の方が太いんですよ
これは図のようにAの力と同じだけの力でBの力が上から
かかっていないと擁壁がそこにあることが成立しないので、
つり合うだけの同じ力が実際Bからかけられていて
それに耐えうる鉄筋の太さという
少しややこしいお話からくるものです。
あと確認事項は鉄筋の補強筋がしっかり
入っているかどうか
このようにどうしても
鉄筋を切り欠かなければいけないところ
が出てきます。
この場合は簡単に描くと
こんな感じで、しっかり
補強筋を入れて補います。
すこしややこしい話になってしまいましたが、
こうして構造体は頑張って
耐えてくれているんですね
ガンバレ擁壁
建築設計Led-Eye. 坂井