監理日記-15
またまた、現在の状況です。
まず外廻りは外壁材である、サイディングが貼られ始めています。
サイディングは厚みや性能のスペックにより、金額もずいぶん違います。
今回は、厚さが16mmの厚いタイプ。
サイディングは釘で直打するタイプと金具で留めるタイプと2種類あります。
厚みによって違い、15mm以上のものから金具で留めます。
性能としては、雨で汚れを浮かし、雨と一緒に汚れを自然と洗い流すという性能を持っているもので、メンテナンスを考慮して決めました。
大工仕事としては、壁に石膏ボードを貼っています。
床のフローリングはすでに敷設され、養生シートで保護されています。
在来工法の場合は、床を先に貼り、そのあと、石膏ボードという順番です。
逆に204工法の場合は、石膏ボードが先、床が後です。
なぜかというと、204工法の場合は石膏ボードも耐力壁だからです。
逆に在来工法の場合は、石膏ボードは耐力壁としては見ません。
なので、在来工法と204工法とでは、石膏ボードを留める釘の間隔も違います。
いずれにしても、石膏ボードはその上に、クロスや塗装などするわけですから、でこぼこしないよう、平滑に貼る必要があり、ここが壁仕上がりのポイントでもあります。
この大工さんは、とても丁寧なので、まったく問題ありません。