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基礎工事

弊社では、設計と合わせて、工事監理も行っています。
基本的には、工事監理とは、設計図通りにきちんと施工されていくのをチェックすることですが、
構造部分だけではなく、図面では表現できないものや、机上で考えたことだけでなく、
現場でこうしたほうがよいかなと思う変更は当然あるので、この監理業務をしていくことで、
よりよい建物になっていきます。
単純にいうと、現場でももう1回設計しているようなものですね。
監理業務としては、基礎や木工事などの構造的な監理、
デザインや細かい部分の監理があります。
最初は構造的な監理をしていきます。
ここはとても重要な部分です。
地鎮祭・地盤調査を終え、まず、最初に行う工事が基礎工事です。
基礎下には防湿シートが施工され、湿気対策を行います。
この家の場合は高低差があるので、深基礎という基礎と通常の基礎との2段階で進めていきます。
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構造図通りの基礎配筋をチェックしていきます。(性能保証の検査も同時に行いました。)
また、配水管・構造金物もチェックしていきます。
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ベースのコンクリートが打たれ、今度は基礎の立上りを打っていきます。
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しっかりとコンクリートが固まってから、型枠を外していきます。
この一連の流れで基礎工事が完了します。
それにしても、平屋は、2階建ての2倍の基礎の大きさがあるので、とにかくデカイです。
このあと、いよいよ大工さんが登場して、木工事へと進んでいきます。

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