狭小地に建つ地下室住宅

狭小地に建つ
地下室住宅

敷地は間口が狭く、奥へ長い形状となっている。用途地域は第一種低層住居専用地域となっており、オーナーの希望するボリュームを確保するには、かなり難しい条件。
そこで、地下空間の提案。

一般的な地下室だと、換気窓程度の開口しか設けないため、暗がりになってしまうことと、閉鎖的なイメージになってしまうことが多いのだが、ドライエリアを設けることによって、自然光を取り入れ、なおかつ、箱庭空間としての演出をかねることで、快適な空間となった。階段は地下から2階までの螺旋階段を採用し、この家の中心を担う。
LDKは折上天井でシームレスランプによる演出で拡がりを加えた。

建物概要

工法:RC造+204工法
敷地面積:103.39m2(31.27坪)
建築面積:56.24m2(17.01坪)
延床面積:148.47m2(44.91坪)
間取り:4LDK+DEN