蔵のある家

蔵のある家

蔵とは、1Fと2Fの間を利用した中間階の空間のことをいう。
今回は1F吹抜けリビングの上部空間を利用した。2F主寝室と一体の空間として、用途は収納スペースや書斎、子供たちの遊び場としてなど様々に利用できるよう計画。

広いバルコニーで友人達とホームパーティーをしたいというご要望から、3Fには18畳の大空間バルコニーを設け、夜は手摺壁下部に配置した間接照明が優雅な空間を演出する。
和室はリビング一体空間とし、間仕切り壁には台形の開口を設け、ランダムに配置した小窓が遊び心を創り出す。モダンリビングに違和感なく和の空間を融合させた。
リビング吹抜け上部には大きなFIX窓を設け、外からの視線を気にすることなく、十分に光を取り込む。
また、全体的に白と黒でまとめた今回のデザインに、キッチン背面壁と建物外壁のモザイクタイルは、空間演出のカラーアクセントとしてとても大きな役割をになっている。

建物概要

工法:在来工法(3階建)
敷地面積:122.82m2(37.15坪)
建築面積:66.66m2(20.16坪)
延床面積:145.31m2(43.95坪)
間取:6LDK