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プラン(間取り)の書き方

今日はプランの書き方をご紹介いたします。
当設計事務所のやり方ですけどねっっ
まず、木造では尺貫法が今でも
メインの単位として使われ続けています。
 
そのため、
尺貫法に基づいた
1コマ910×910で区切られた
プラン作成シートを使います。
コレ↓

DSCF1225

この透けスケのプランニングシートを
何度も何度も重ねたりして
プランを完成させていくわけですが、
例えば30坪くらいの
お家を考えるときは、
まず、30坪を平方メートルに直し、
30÷0.3025=99.17㎡
そして910×910のマスをベースに
考えるため、何コマ使えるのかというと
99.17÷0.91÷0.91=119.76コマ。
建ぺい率や、ご予算上、
または土地の形状などなど
建坪に制限がある場合は特に
こうして算出したコマ数を
オーバーできない場合も
ありますので、
この中で必死になってお客様の
ご要望がどうしたら納まるのか
考えるわけですね
こんな感じで

DSCF1230

書いては消し、書いてはぐちゃくちゃにして
捨て、を繰り返し・・

DSCF1227

やっと、なんとかまとまったら着彩なんかもして
みたりして、

DSCF1228

やっとCADで書くと、

DSCF1229

完成と思いきや・・・
やっぱこれじゃあまだ
喜んで頂けないかなぁと、
また最初から描き直したり。。。
特に私たち設計事務所の場合、
プランに命をかけています。
(少し言い過ぎですが・・)
でも、ハウスメーカーや工務店とは違い
設計事務所にプラン依頼して下さったお客様は
アッと驚くようなご提案を期待してるはず
だから頑張ってこのコンピューターの時代に
意外と、一つひとつ丁寧に手作業で
描いてるんですよ
ということで、
今日も一日がんばろっ(・∀・)つ
建築設計Led-Eye. 坂井

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