プラン(間取り)の書き方
今日はプランの書き方をご紹介いたします。
当設計事務所のやり方ですけどねっっ
まず、木造では尺貫法が今でも
メインの単位として使われ続けています。
そのため、
尺貫法に基づいた
1コマ910×910で区切られた
プラン作成シートを使います。
コレ↓
この透けスケのプランニングシートを
何度も何度も重ねたりして
プランを完成させていくわけですが、
例えば30坪くらいの
お家を考えるときは、
まず、30坪を平方メートルに直し、
30÷0.3025=99.17㎡
そして910×910のマスをベースに
考えるため、何コマ使えるのかというと
99.17÷0.91÷0.91=119.76コマ。
建ぺい率や、ご予算上、
または土地の形状などなど
建坪に制限がある場合は特に
こうして算出したコマ数を
オーバーできない場合も
ありますので、
この中で必死になってお客様の
ご要望がどうしたら納まるのか
考えるわけですね
こんな感じで
書いては消し、書いてはぐちゃくちゃにして
捨て、を繰り返し・・
やっと、なんとかまとまったら着彩なんかもして
みたりして、
やっとCADで書くと、
完成
やっぱこれじゃあまだ
喜んで頂けないかなぁと、
また最初から描き直したり。。。
特に私たち設計事務所の場合、
プランに命をかけています。
(少し言い過ぎですが・・)
でも、ハウスメーカーや工務店とは違い
設計事務所にプラン依頼して下さったお客様は
アッと驚くようなご提案を期待してるはず
だから頑張ってこのコンピューターの時代に
意外と、一つひとつ丁寧に手作業で
描いてるんですよ
ということで、
今日も一日がんばろっ(・∀・)つ
建築設計Led-Eye. 坂井