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町田市小山新築プロジェクト(擁壁配筋)

こちらは、駐車場スペースの擁壁
を確認している写真です
ここに鉄筋をはりめぐらせ、
コンクリートを打ち、
擁壁を作っていきます

DSCF0963
DSCF0962

ちなみに、
コンクリートは圧縮に強く、引っ張りに弱く、
鉄筋は圧縮に弱く、引っ張りに強いので、

10無題

二人でお互いに補ってるんですね
夫婦と同じです笑。
そして、鉄筋がはりめぐらされました。

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ここの基礎屋さんは
監理日記を書かせて頂いたK様邸と
同じ職人さんにやってもらって
るんですが
相変わらず
通りがキッチリ揃って
とても丁寧に配筋してくれます!
コンクリートを打って
鉄筋が隠れちゃう
のがもったいない
見えなくなる所こそ
とても大事でやり直しも
利きません。
なのでしっかりチェックし
さらにこうして
しっかりとした仕事を
やってくれてあると
職人さんには
本当に心から感謝します(__)
ってゆーかもうコンクリ
打つのやめようかな (笑
ぐらいのキレイさです
さてさて、
鉄筋の太さも場所により違います。
どうやって決められているのかというと・・・

1無題

こういった形で擁壁に圧力がかかるので

2無題

これをひとつづづみていきます。
例えば側面なら側面のみで考えます。

3無題
5無題

下は下からの圧力でみるんですが・・・

8無題

意外にも下の鉄筋の方が太いんですよ
これは図のようにAの力と同じだけの力でBの力が上から
かかっていないと擁壁がそこにあることが成立しないので、
つり合うだけの同じ力が実際Bからかけられていて
それに耐えうる鉄筋の太さという
少しややこしいお話からくるものです。
あと確認事項は鉄筋の補強筋がしっかり
入っているかどうか

image

このようにどうしても
鉄筋を切り欠かなければいけないところ
が出てきます。
この場合は簡単に描くと
こんな感じで、しっかり
補強筋を入れて補います。

9無題
image

すこしややこしい話になってしまいましたが、
こうして構造体は頑張って
耐えてくれているんですね
ガンバレ擁壁
建築設計Led-Eye. 坂井

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