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二世帯住宅のポイント

二世帯住宅の需要はとても多くなっています。
親世帯の古くなってきた家を新しくでき、、そして、子世帯も土地代を建築費に回せるわけで、その分、将来計画などに余裕がでてくる一石二鳥の案ではあります。フラット35も利用可能です。
両親が具合が悪くなっても、すぐ見てあげられ、親世帯もさみしくないですし、また、子世帯にとっても、両親がいるので、少し甘えかもしれませんが、いろいろと手伝ってもらえることもあります。
そう聞くと、いいことだらけですが、普通の家創りにはない配慮をする必要があります。
それは、やはり、プライバシーの問題です。
玄関は別。水回りは別というのはよく言われます。
玄関位置は離れていたほうがよいし、もし近ければ、扉の開き勝手を考えて直接目線が合わないようにして、あげたほうがよいでしょう。
また、1階を親世帯、2階に子世帯の場合がもっとも多いと思いますが、その場合、
やはり、音の問題に配慮して、1階の天井もしくは2階の床に防音対策をしてあげることです。
1階の天井の場合、グラスウールを敷き、天井の石膏ボードも2重貼にするとよいです。
2階床はユカテックという防音床材や防音シートなど施すとよいです。
そうしないと、1階では、うるさくても子世帯に言えないし、2階では、夜は静かにしないと。など、お互い我が家なのに変に気をつかってしまい、よけいなストレスを感じてしまいます。
また、将来的な計画も配慮してあげるとよいです。
何十年先には、親世帯の部分を子世帯が有効利用できるよう最初から計画してあげると、あとあとリフォームも少なくなりますし、住まう人それぞれの生活にあったオリジナルなプランができ、とても楽しいです。

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