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監理日記-9

6月7日(金)
今日は、エアコンの打合せを現地で行いました。
木工事では、3階のバルコニー、外壁の合板(ノボパン)が貼られ、着々と進んでいます。
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今回、天井埋込みエアコンを計画しているので、室内機の位置、隠ぺい配管の経路、室外機の位置について、現場で問題がないことを確認していきます。
天井埋込みエアコンは壁エアコンを後付けするのと違い、エアコンの存在感を感じさせることなく、快適な空間創りができます。
コストは壁エアコンを家電量販店で購入取り付けしたほうが全然安いのですが、建築と同時に進めることで、エアコンの配管を外部にみせることなく、仕上げることがメリットです。
ちなみに、壁エアコンは、暖房26帖、冷房33帖までのスペックのエアコンがありますが、
住宅用の天井カセットエアコンでは、暖房20帖、冷房26帖がMAXです。
どうしても、天井の懐内に納めないといけないので、機械の大きさにより、この能力くらいまでが限界です。
今回の家は、吹抜上の高天井があり、26帖を優に超えるLDK空間なので、天井埋込みエアコンを2基設置しています。
快適な温度計画としては、ただ、容量だけを満足するのではだめです。
つまり、風のいきわたらないところがあってはいけません。
エアコンのレイアウトにより、風をいかに全体にバランスよくいきわたらせるかで快適さが違ってくるのです。

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